今後、病院においてはさらに入院期間の短縮が進み、医療行為を必要とする在宅療養者が増えていきます。また、在宅ケア現場では、がん末期患者の介護保険適用、在宅ターミナルケアの広がりなど利用者に対する様々な処置やケアが行われていきます。
このような中で、厚生労働省は今年4月1日付けで「特別養護老人ホームにおけるたんの吸引等の取扱いについて」を通知し、一定の条件のもとに介護職員がたんの吸引等を行うことを認めています。
また、7月には「第1回介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度に関する検討会」が開催され、介護職員の医療行為についての法制度検討が始まり、10月を目途に試行事業を行い、平成23年3月を目途にケアの試行を行う予定としています。今後議論が重ねられる中で、ケアのあり方も大きく変わっていくことを視野に入れておく必要があります。
この研修では、現在、在宅で実施されている医療・看護について理解し、今後必要とされる基本的な技術を実習を通して身につけていただきます。
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